江東5区大規模水害、250万人の広域避難

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江東5区大規模水害、250万人の広域避難

オーケイホームズ設計室より

2018/11/13 江東5区大規模水害、250万人の広域避難

今年は、台風が多く発生し日本各地でも多大なる被害をもたらしました。都心でも、多くの被害がありニュースに流れていたのも記憶に新しいです。また、これ以上の強い台風も、来年には来るのではないかと思ってしまいます。

 

  実は本日、「江東5区における大規模水害の勉強会」に参加してきました。

これは、足立、葛飾、墨田、江戸川、江東区から共同で出した大規模水害ハザードマップにおける勉強でした。それによると、江東5区で、大規模水害で浸水する区域に250万人が居住しているとの事です。

しかも、浸水すると水がひくまで二週間以上かかる場所もあります。浸水高さ以上で避難してても、その期間は水道、電気、ガスは全て止まる可能性もあります。もちろん、下水も使えずトイレも流せません。そうなると、相当な劣悪な環境で救助を待たなければなりません。しかし東京都と内閣府の試算では、1日に救助できる人数は2万人程度。いつ救助が来るかわからない状態です。

 

 では、どうすれば良いのか。

それは、自主的に早めの広域避難をするという事です。江東5区以外への、浸水しない地域の親戚、友人、知人宅など避難させてもらう検討をします。または、民間の宿泊施設へ避難します。江東5区では、72時間前より大規模水害の情報を流します。避難方法などの事を考えると早めの判断が必要となりそうです。

 

  江東5区は、海抜ゼロメートル地帯が多い地帯。大規模水害が起きる前、今から避難先、避難方法の検討を十分にする必要があると感じました。私の住んでいる場所も、2週間以上の浸水の可能性のある地域。3階以上であっても、救助を待つより自ら行動して安全を確保すべきと考えさせられました。

 

  アンケートによると避難すべき巨大台風が来る直前でも、自宅に留まると答えた人は50%を超えるそうです。こうような情報を知らない人が多いということです。住環境を提案する者として、こういった生活に関わることは、どんどん情報収集し、多く発信をしていこうと思います。

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